ex-over40olympian

"over40olympian"から移送しました。よって大半体操系です(;'∀')

体操進化論

とある某巨大写真SNSにおおよそ100年前の吊り輪の演技と現在の世界チャンプの演技をうまく対比した動画がありました。

人間の進化論で実は一番複雑なデータがとりやすいのは体操(競技)ではないかなどと勝手に思います。より速く、より遠く高くの陸上や水泳などもわかりやすくいいのですが。

体操の起源はドイツなどと言われます。

以下wikiより

”1811年、ドイツのヤーンがベルリン郊外ハーゼンハイデというところで、若者を集めて小さな体育場を開設した。そこには、今の器械の原形となる、木・棒・あん馬・平行棒などがあり、若者達は熱気にあふれていたという。若者たちは、いろいろな器具を使い、技を沢山作り、競い合ったという。”

どのようなシュミレーションをしても現在の男子6種目、女子4種目になったのでしょうか?

何かにぶら下がったり(鉄棒)、支持したり(平行棒、あん馬)、地面で回ったり(床)、物体を飛び越えたり(跳馬)を競うことはかなりの確率で発生することが予期できます。女子の段違い平行棒は平行棒から移行していったようですね。段違い平行棒の発生は, 女子の母体特性への配慮から生まれた。 (具志堅幸司 - ‎1996)具志堅さんドイツ語でアブストラクト書いておられる!

さて自分の専門の吊り輪はなぜ残ったんでしょうか?! 誰か意見ください、でもこの種目なかったらとっくに違う世界(役者か芸術家?)でやっていることでしょうし。

不思議なのはまるでこの世に体操競技が存在しないかのように、ストリートワークアウト(鉄棒や平行棒または地面で力技やちよっとした離れ業を競う、世界大会もある)やパクルール(自然や建物と一体になり飛んだり宙返りしたりする、彼らの脚力は半端でない)が自然?発生進化していることです。ブレイクダンスのなどもありますが。もはやストリートワークアウトの力技は世界トップのリングマンを凌いでるのではないかといった動画を多数見かけます。投獄中におそらくすることないので体操の力技にはまったであろう現ストリートワークアウトのプロがいます。彼のトレーニング動画はエグイデス。60kg近い重りを首につり下げて上水平のプッシュアップ連続。https://www.instagram.com/p/_FAuveCXY7/ 

もちろん決め(最終姿勢)も体操競技的にもOK dokeyです。ひたすら強くバネのある筋肉を備えるブラックピープルや太くてしなやかな収縮筋肉を持つロシアンに勝つ(特に吊り輪と跳馬で)には必須になるであろう正しいウエイトトレーニング!!これについては別の機会に書きましょう。

話を戻すと、現在の体操競技が存在しないとして、ストリートワークアウトやパクルールがそのまま進化すると又体操競技のようなものが生まれるのではないかということです。バーチャルシュミレーション誰か実験しませんか?どんな種目に落ち着くのか。ん~興味深い!

現行の体操競技の進化では器具の進化が必然になるでしょう。床がもっと広くなる。跳馬の着地点に段差をつける(下げる)高飛び込みのイメージ。平行棒の車輪で脚が擦らない高さになる。鉄棒化する!?そういえば車輪で横にW降りするだけで新技なるのになあ?!

あと女子でしか評価されていない、表現力、特にフェイシャルエクスプレッション!そうつり輪の力技の解説で「今の中水平でのスマイルはどうでしたか?」「いや~ちょっと赤面で引きつってるので減点ですね~」とかなる気もしないではないですね、これは近い内に。だって体操はartistic gymnasticsですから。